道路橋の定期点検のための近接目視に代わる計測・モニタリング技術の公募・検証の動き

現行の道路橋定期点検要領において、道路橋の定期点検は、①近接目視で行われるのが原則としつつも、②近接目視と同等の健全性の診断を行うことができる情報が得られると判断した方法により行うことができるとされています(関連記事)。

2019年10月10日に開催された国土交通省の社会資本整備審議会道路分科会道路技術小委員会(第11回)では、上記②に関して議論を深めています。資料が国土交通省のHPに掲載されています。

即ち、健全性の診断が可能な計測・モニタリング技術を公募し、国や地方自治体の管理施設が集まった技術の性能を検証し、最終的に性能が認められたものを性能カタログに掲載し、掲載されたものについては(近接目視に代わるものとして)活用を認めるという方向性で進めていくようです。

公募は既に行われており、民間企業から47技術が集まったとのこと。

(2019.10.20)

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