SLLがLBOファイナンスにおいて採用された国内初の取引事例

MARR Online(2023年6月号)の座談会記事「バイアウト市場とLBOファイナンスの今後―高まるESG要素の重要性」

ユニゾン・キャピタルによるキッズコーポレーションホールディングスのLBOに関して、三菱UFJ銀行によるLBOローン(数十億円規模)において、サステナビリティ・リンク・ローン(SLL)のメカニズムが採用され、外部認証を受けていることが紹介されている記事です。

KPIは「保育所受託契約の純増数」と「保育士の入社後1年間の離職率」で、両方の数値が一定目標を満たした場合、LBOローンの金利が減少するメカニズムとのこと。

欧米では、このようなSLLがLBOファイナンスで採用されている事例が増加していますが、本件は、国内初の取引事例のようです。

(2023.6.11)

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