研究開発用の無人飛行機飛行マニュアル

国交省は、2020年9月10日に、HPにて、研究開発を目的とした航空法上の承認の条件として遵守を要する「無人飛行機飛行マニュアル(令和2年9月10日版)」をリリースしています。

既存の無人飛行機飛行マニュアルには、以下の2種類があります。

(1)場所を特定する申請に適用される標準マニュアル(令和2年4月1日版)

(2)場所を特定しない申請に適用される標準マニュアル(令和2年4月1日版)

今回の研究開発用のマニュアルは「場所を特定した飛行に限る」とされており、上記(1)のマニュアルをベースとなったものになっています。

また、上記(1)(2)はいずれも下記飛行に適用されますが、今回の研究開発用のマニュアルは②③④⑤⑥⑨が対象(空港等周辺、催し、危険物は対象外)となっています。

①空港等周辺
②150m以上
③DID
④夜間
⑤目視外
⑥30m
⑦催し
⑧危険物
⑨物件投下

また、今回の研究開発用マニュアルは、(1)と比較すると、目視外飛行(補助者なし)の項目・詳細な記載がある点が特徴的です。

(2020.9.23)

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です