大分県佐伯市宇目の山間部で、2019年2月に、補助者なし目視外飛行によるドローンの宅配の実証実験が行われたようです。2019年2月8日の大分合同新聞、西部読売新聞や2月15日の日刊工業新聞が報じています。
山間部の買い物が困難な住民に週1回、日用品を配送する実験です。飛行ルートは、人の住んでいない山あいや河川沿いが選定されたようです。
運用システム、機体はいずれも大分県の企業によって提供されています。
前にもとりあげたとおり、補助者なしの目視外飛行は2018年9月の審査要領の改正により解禁になりましたが、西部読売新聞によれば、この大分県佐伯市における実験が全国3例目とのことです。
第1号が福島における日本郵便による実証実験、第2号が秩父における東電による実証実験と思われます。
(2019.3.4)
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