福岡市のドローン配送実証実験の続報

前の投稿で書いた、国交省と環境庁が2018年8月にドローン配送実証実験区域の1つとして指定された福岡市(離島プロジェクト)の実証実験に関する続報があります。

2018年11月22日の日経新聞は、11月21日にドローンを使い離島まで物品を運ぶ実証実験が実施されたことを報じています。

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実施者:  福岡市ドローン物流協議会(ANAホールディングス、エアロセンス、福岡市)

ルート:  福岡市西区の唐泊港から、玄界島のヘリポートまでの海上約5km

荷物:    1kg(海産物・医薬品)

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今のところ3社のプレスリリースなどは出ていないのですが、Aviation Wireから写真付きの詳しい記事が出ています。

これによると、完全自律飛行型のエアロセンス社のドローンが用いられ、目視外飛行が行われたものの、海上の船から飛行状態を監視する補助者がついていたようです。前の投稿で書いた、日本郵便が福島で実施している、新しい審査要領に基づく補助者なしの目視外飛行はまだ難しいということのように思います。ANAホールディングスは、離島や山間部で実験を繰り返し、2020年以降の事業化を目指すとのことです。

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