東京電力ベンチャーズによるドローンハイウェイのテストコースの開設

前の投稿で、東京電力ベンチャーズ、ゼンリン及び楽天が、2018年8月にドローン配送実証区域として指定された埼玉県秩父市において実証実験を進めると共に、東電の送電網を活用したドローンハイウェイ構想を発表したことを書きましたが、その続報です。

2018年11月22日の日経新聞によれば、東京電力ベンチャーズが、2018年12月中に、埼玉県秩父市の山間部にドローンハイウェイのテストコースを開設する計画を発表したとのことです。

実証実験の入札に際して提出された三社の計画(国交省のHPにも掲載されています)によれば、ドローンハイウェイを開設する東電やゼンリンが、これを利用する事業者から施設利用料の支払いを受けることが想定されていますが、日経新聞によれば、2019年3月まで利用料を無償とし、ドローン飛行実験を希望する企業にコースを開放するとのことです。

2300mのテストコースとはいえ、送電線用の鉄塔には気象センサーや監視カメラが設置され、風速を把握してドローンを飛行することができ、目視外飛行にも対応できるとのことです。

岡山市や福岡市と同様、秩父でも、三社による実証実験が行われるものと思われます。

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