前にもとりあげたとおり、空港等における不審ドローンの侵入をいかに防止するかという点が各国において検討されており、1つの有効な方法として禁止空域を飛行するドローンを強制着陸させたり、ドローン操縦者の所在を突き止める技術(禁止空域ドローン防止技術)が挙げられています。
しかし、オーストラリアでは、プライバシーの保護を理由に、通信関係法が、これらの技術を禁止しているとのことです。2019年1月21日の日豪プレスが報じています。
オーストラリアでも、過去30ヶ月に、シドニー空港だけで222回、国内の制限空域において468回ドローンが目撃されており、現状では重大な危険に対する対応ができないとして、法制度のあり方を含め、議論がなされているようです。
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