2019年11月23日から26日に、ローマ法王が来日し、東京、広島、長崎を訪問する予定ですが、長崎県が、9月18日に、法王の訪問先周辺でのドローン飛行を禁止する条例案を県議会に提出したとのことです。
2019年9月19日付の長崎新聞が報じています。
同新聞によれば、長崎空港の周辺1キロ、訪問場所の周囲300mの範囲の飛行を規制し、違反者には「1年以下の懲役または50万円以下」の罰則を科す内容とのことです。
10月4日に本会議にて成立見込みのようです。
東京・広島に関しては、このような条例案の制定に関するニュースは今のところ出ていません。複数の都道府県において飛行規制を行う必要がある場合には、各都道府県で個別の条例を制定するのではなく、小型無人機等飛行禁止法に基づき、訪問地での飛行を一律禁止するアプローチもあるように思います。規制の統一を図ることもできます。
2019年6月に大阪府で開催されたG20サミットでは、大阪府内のエリアは大阪府の条例で規制し、それ以外のエリアは、小型無人機等飛行禁止法で規制する方法が取られていました。
(2019.10.1)
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