ISOによるドローンに関する国際標準規格の草案⑬~Operation procedures(10条、その5(10.4.8、10.4.9)~地上でのオペレーション)

引き続き、ISOによってドローンの国際標準規格の草案として発表された、「Unmanned aircraft systems–Part 3:  Operational procedures」の内容の整理です。10.4.8と10.4.9についてです。

<Operation/オペレーション(10条)>

10.4.8 地上でのオペレーション

オペレータは、第三者に危害を与えることのないよう、地上でのオペレーションが安全な方法で実施されるよう確保する。

オペレータは、地上での航空機の移動中に、他の航空機、車両、または障害物との衝突リスクを回避するための手順を整えるものとする。

10.4.9 ジャーニーログ(航空日誌)

オペレーターは、ジャーニーログに関し、以下の点を確保する。

a) UAとそのクルーの詳細について、各遠隔操縦士(機長)の任務終了時に、記載されておくようにしておくこと。

b) 現地規制を遵守したものであること。特別な規制がない場合は、航空日誌には、少なくとも以下の記載を含むものとする。

1)  UA登録

2)  飛行中に使用された各コントロールステーションの記録

3)  各コントロールステーションが転送(transfer)に要した期間および時間

4)  フライト日

5)  リモートクルーメンバーの名前と役割

6)  出発および到着の地点と時間

7)  飛行の目的と種類

8)  飛行に関する観察

9)  飛行中のメンテナンス上の問題、異常の発生

10) 遠隔操縦士(機長)の署名

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※有人航空機を前提としたような規定が多く見られ、無人航空機にも果たして該当するのか、必要な規定なのだろうかという印象もあります。

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