インドにおけるドローン規制の動向

9月14日付のFuji Sankei Businessに、インドの消費者向けのドローンの飛行が2018年10月から可能になるとの記事がありました。インドでは、2014年10月に、消費者(civilians)のドローンの利用・売買が禁止されましたが、今般、250g以上のドローンについて登録を条件に(250g未満の場合には不要)解禁になるようです。登録のオンライン化の検討も進められているようです。

商業用のドローン飛行についても2018年12月から、400フィート内の飛行・目視飛行を条件に許容するとの発表がなされたとの2018年8月27日の現地の記事もあります。目視外飛行については、タスクフォースで今後検討するようです。

商業用ドローンに関して少しずつ規制が緩和されるという報道がある一方で、インドのスタートアップ企業であるAir Aidが、ドローンによる血液の長距離輸送を複数成功させているとの記事もあり、規制との関係が興味深いところです(特別の許可を取得して実施した実証実験レベルなのか否か)。広大な自然公園の野生の象の繁殖のモニタリングの実証実験をドローンで実施しているという情報もありました。

インドは、概して産業の規制が厳しい国ですが、ドローンの規制緩和に向けて動いているようです。インドは奥深い国ですので、旅先でドローン空撮ができたら、楽しそうです。外国人が旅行で持ち込めるようになるのかも確認できればと思います。

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