外国人観光客とドローン

外国人観光客が国内の観光スポットでドローンを飛行させ、送検されているケースは多いようです。2018年10月9日付時事通信ニュースは、平安神宮や近くの公園で、20代の外国人観光客3人(フランス、メキシコ、中国)が、人口密集地で無許可飛行させたことで、航空法違反で京都府警により書類送検されたと報じています。

フランス人の場合、事件があったのは2018年4月17日で、平安神宮の職員が警察に通報したようです。送検は2018年10月9日とのこと。もう本人は帰国しているでしょうね。

航空法上の許可・承認申請書は日本語で記載する必要があるため、まず、外国人観光客向けに申請を代行するサービスというのもありうるのかなと思いました。他方、航空法上の許可・承認を取得しても、都道府県の条例の規制があったり、所有者・管理者の承認が必要で、特に文化遺産等では承認が下りることはないのかなと思います。ただ、日本の風景を撮りたい若い観光客は相応にいると思うので、(許可・承認を要しないエリアの)飛行できるスポットを紹介できると、観光誘致にもつながり、面白いのではないかなどと思いました。

アリゾナのセドナを訪れた際、飛ばせる場所がないか観光案内所に相談してみたところ、市内のドローン飛行可能マップを準備されていて、少し感動したことがあります。もっとも、アメリカも、先日コメントした法改正により、規制が厳しくなるかもしれません。

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