ヤマトとBell Helicopterが、テキサス州で無人輸送機(空飛ぶトラック)の実証実験を実施

ヤマトホールディングスは、2018年10月の基本合意に基づき、米国のBell Helicopterと無人輸送機(eVTOL、空飛ぶトラック)の共同開発を進めていますが、2019年8月26日にテキサス州のフォートワース市近郊で実施された試験飛行の概要が公開されています。

ヤマトのHP、及びBellのHPにプレスリリースが出ており、日経新聞や毎日新聞等各紙で紹介されています。Bellのサイトでは動画をダウンロードすることもできます。

プレスリリースによれば、実験の概要は以下のとおり。

  1.  機体性能
    ・速度: 時速100マイル(時速160km)以上の速度で飛行し、
    ・積載量: 70ポンド(32kg)
  2. 実験での検証内容
    ・機体(APT 70)の空力特性を最適化した姿勢での自律飛行
    ・飛行中および地上での作業時の高い安全性と可用性
    ・空輸からラストワンマイルへのシームレスな輸送形態の遷移
    ・荷物の格納および取り出しに関する取り扱いの容易さ

2020年の半ばに目視外飛行の実験が予定されており、ヤマトのプレスリリースによれば、2020年代前半のサービス開始を目指しているとのこと。

(2019.9.3)

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