ヤマトとBell Helicopterとの無人輸送機に関する基本合意

空飛ぶ車の実現を見据えて、空の移動革命に向けた官民協議会が2018年8月設置され、ロードマップの議論等が開始されていますが、2018年10月13日に、ヤマトホールディングスが、米国Textron傘下のBell Helicopterと、無人輸送機(空飛ぶトラック)の共同開発に関して基本合意書を締結した旨の発表を行い、全国紙において大きく報じられ、ネットでもかなり話題になっていました。

Bell Helicopterもプレスリリースを出しています。機体の写真も見ることができます。

上記プレスリリースや、日経新聞、日経産業新聞、日刊自動車新聞等を参照して、まとめてみました。

●計画

・ベルが機体を製造し、ヤマトは荷物を積む容器を開発

・機体は電動垂直離着陸型機(electric vertical take-off and landing (eVTOL))

・ドローン輸送関連の法整備を注視しつつ、来年8月迄に試験飛行を実施予定

・試験飛行では約30kgの荷物を運べる機体を使い、安全性や騒音対策などを検証予定

・航続距離、高度等のスペック、実験場所や輸送サービスエリアについては今後検討予定

・2020年代半ばを目処に、積載量450kg、時速160kmで飛行可能なドローン輸送の実用化

・ドライバーの人手不足の補完

・災害時に必要な物資を被災地に空輸するような役割も期待

●課題

・安全性を担保する自律飛行技術、電池等動力源の開発

・開発費用(1機当たり100~300億円?)

・離着陸場・通信インフラの整備

・法整備

・有人機と無人機の整理

来年、試験飛行が行われるとすると、どこで実施されるのかという点が注目されます。国土の広さや、今の議論の進捗・規制を考えると、日本よりも、米国やその他の外国の方が可能性が高いのかなと思います。

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