つくば市の住宅地におけるドローン配送の実証実験

つくば市とドローンに関するニュースは前にも取り上げていますが、2020年2月20日につくば市の住宅地において、ドローンによる商品配送の実証実験が行われたとのニュースが出ています。

同日の茨城新聞・日経新聞等各紙が報じています。

「空の産業革命に向けたロードマップ」のいわゆる「レベル3」を超えて、「レベル4」を見据えた都市部の住宅地での配送実験と思われ、国内初とのことです。

各紙の情報によれば、実証実験の概要は以下のとおり。

  • 実施企業はトルビオンズ
  • 損保ジャパン日本興亜、SOMPOリスクマネジメント、スーパー、NTTドコモなどが協力
  • LINEの決済システムで食品を注文
  • 離陸地点の公園から着陸地点の公園までの約700mの距離を自動運航
  • 商品は2kg以内
  • 高度は約50mまで
  • 時速10~15km
  • 目視内飛行

アパートや一戸建て住宅の真上を回避して道路に沿って運航し、国や、警察、飛行ルート沿いの住民から了解を得て、歩行者の安全にも配慮したとのことで、紙面からも、過疎地での実証実験に比して、関係者の調整等大変であったことが伺われます。

(2020.2.27)

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