国交省と環境庁が8月に発表したドローン配送実験の進捗(白馬村・和気町)

前の記事で言及した、国交省と環境庁が8月に発表したドローン配送実験(5区域)の進捗に関するニュースが出ています。

1.  白馬村のプロジェクト

2018年10月23日の毎日新聞が、白馬村(白馬村山岳ドローン物流実用協議会)のプロジェクトについて伝えています。10月22日に、配送実験が実施されたとのことで、5区域の中では最初の実施のようです。概要は以下のとおり。

・標高1500mのスキー場の駐車場から、1km離れた標高1850mの山荘までの飛行
・最大8kgの荷物(食料品等)を積み、3回往復
・片道6分ほどの飛行
・目立ったトラブルはなかったとのこと。

この実験で、山沿いを飛行する際の風の影響や、通信状況、輸送可能な重量、バッテリーの消費量等のデーターが収集されたとのことです。

2.  岡山県・和気町のプロジェクト

2018年10月22日の山陽新聞が、10月22日に、官民連携組織「和気町ドローン物流検証実験協議会」が設立され、町役場で創立総会が開催されたこと、12月1日から20日間にかけて実験が行われる予定であることを報じています。

同新聞によれば、実験には1度に約10kgまで荷物を運べる大型ドローンを使って約10kmを飛行予定で、車で併走しながら、目視で操縦し、飛行ルート沿いに監視員も置くとのことです。

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