大分県において試験的にドローンによる橋点検

定期点検要領の改正によりドローンによる道路橋の点検が認められるようになり、コスト削減に資することから、高性能カメラを搭載したドローンによる点検の実証実験が行われていますが(関連記事)、大分県が、今月から、橋の点検作業にドローンを導入するための検討を開始するとのニュースが出ています。2019年12月13日の大分合同新聞が報じています。

条件の異なる数か所で試験的運用を開始し、適用範囲や基準を定めた上で、本格運用につなげるとのこと。

試験的運用の結果次第とは思いますが、上記新聞記事の書きぶりからすると、近接目視を補助するためではなく、近接目視に代わり、ドローンによる点検が主流(原則)になる可能性もあるように思われます。点検コストが自治体の財政を圧迫しており、費用削減が急務であることが背景にあるように思います。

(2020.1.8)

 

 

 

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