大垣市のドローン落下事故(続)

9月5日の記事の続報です。9月6日付の日本経済新聞によれば、大垣市で落下事故を起こした会社の代表者は書類送検されたようです。事故の瞬間の映像はyoutubeにもアップされており、見ることができます。

国交省の「平成29年度事故トラブル一覧表」には、事故を起こした機体は「プロペラ除く直径約70cm、最大離陸重量約2.6kg」と記載されていました。事故者の報告に基づく記載だと思います。

これに対して、日経の記事によれば、「直径約120cm、高さ約55cm、重さ約6kg」とのこと。直径は、プロペラを含む寸法だと思いますが、重量の記載が2倍も違う理由に興味を覚えました。いずれかによって危険性が変わってきます。

ドローンの重量に関して、航空法の規制が及ぶか否かの基準として重量が200g以上か否かというものがあります(航空法2条22項、航空法施行規則5条の2)。この場合の、「重量」とは、ドローン本体とバッテリーの重量の合計を意味し、それ以外の取り外し可能な付属品は含まないとされています。

国交省宛届出書の2.6kgとは、本体とバッテリーの重量で、残りの重量(6.0-2.6=3.4kg)はそれ以外の付属品や搭載されていたお菓子分の重さだったのだろうか、プロペラの重さは2.6kgの方に含まれていたのだろうかといった点が気になりました。

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