米国ニューアーク空港付近でドローンが目撃される

2019年1月22日に、米国ニューアーク空港付近でドローンが目撃され、航空機の運行に影響を与える事件が発生しました。全米の各紙が報じています。

1月22日のWall Street Journalや1月24日のReutersによれば、テターボロ空港(ニュージャージー州)の3500フィート(約1.1km)上空に、2機のドローンの飛行が確認されました。この空港はコーポレートジェットやプライベートジェットが離発着する小さな飛行場ですが、ニューアーク空港に近かったため(17マイルの距離)、ニューアーク空港の43のフライトの離陸が一時中断した他、便に遅れがでたようです。

前にも書いたとおり、英国のヒースロー空港、ガトウィック空港にて、最近立て続けに同様の騒ぎがあり、フライトに影響を与えています。今日現在、いずれの事件においても、ドローン操縦者や機体は特定されていないようです。

FAAのルールでは、高度400フィート超、あらゆる空港から5マイル以内の場所でのドローン飛行が禁止されています。今回確認されたドローンは、少なくとも前者のルールに違反していることになります。

他方、米国では、商用ドローン推進のため、夜間飛行や第三者上空飛行の飛行規制を緩和する動きがあります。

FAAの、この事件に対する対応が注目されるところです。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です