NEDOは、2020年1月に、政府調達向けの高い飛行性能とセキュリティを確保するドローン標準機体設計・開発に関する公募を実施していましたが、2020年4月27日に、その結果が出ており、NEDOのHPで公表されています。
以下はプレスリリースの抜粋です。
1. 件名: 「安全安心なドローン基盤技術開発」
2. 事業内容
本事業では、委託事業として、政府調達向けを想定した高い飛行性能・操縦性、セキュリティを実現するドローンの標準機体設計・開発及びフライトコントローラー標準基盤設計・開発を実施します。なお、性能検証のために関係省庁等と連携し、試作機を用いてエラー情報などのフィードバックを踏まえて性能をブラッシュアップしていく、アジャイル開発を行います。また、助成事業として、研究・開発される標準仕様に合致する機体、並びに主要部品の量産・供給・保守の体制構築及び継続的な性能・機能をブラッシュアップする体制の構築を支援します。
3. 実施予定先: 株式会社自律制御システム研究所、ヤマハ発動機株式会社、株式会社NTTドコモ、株式会社ザクティ、株式会社先端力学シミュレーション研究所
4. 事業期間: 2020年度
官公庁調達のドローンは中国製が大半を占める一方、中国製ドローンのセキュリティに関する議論や、国産ドローンの製造を後押しする立法の動きがあります。
(2020.5.13)
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