国交省によるドローン物流の検証実験地域の決定

同じような論点の投稿が続きますが、ドローンの物流網に関するニュースに関してです。ドローンの法規制を考える上で、参考になります。

国土交通省は、平成30年8月27日に、「山間部等でのドローン荷物配送の本格化に向けて」というタイトルで、山間部等の過疎地域等における物流の課題を解決することを目的とする、ドローンによる荷物配送の検証実験を行う地域を選定したと発表しました。公募を行い、応募のあった14箇所から5箇所を選定したとのことです。一定の決められた補助金が出るようです。

プレスリリース:

http://www.mlit.go.jp/report/press/tokatsu01_hh_000400.html

実証実験の内容

http://www.mlit.go.jp/seisakutokatsu/freight/seisakutokatsu_freight_tk1_20180628kobo.html

環境省の連携事業で、CO2の排出量削減に資する過疎地域が対象とされています。

検証実験地域は、①福島県南相馬市、②埼玉県秩父市、③長野県白馬村、④岡山県和気町、⑤福岡市とされています。①の福島県南相馬市は、ドローンの長距離飛行に成功しており、ドローンに関して良く目にします。近くに「福島ロボットテストフィールド」があります。②は、前にも紹介した、東電・ゼンリン・楽天のドローンフィールドのプロジェクトです。いずれも人口が少なく、①は避難区域、②③は山間部を含み、⑤は離島です。「空の産業革命に向けたロードマップ2018」(2018年6月)の「レベル3」に沿ったプロジェクトが選定されていると言えます。

追って、内容についてもう少し検討してみたいと思います。

 

 

 

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です