神奈川県の公募型ロボット実証実験支援事業として採択された橋梁点検ドローン

神奈川県は、「さがみロボット産業特区」を推進していますが、2019年7月11日に、令和元年度の公募型ロボット実証実験支援事業について、応募のあった12件を全て採択しています。

神奈川県のHPで公表されている他、2019年7月16日付日刊建設工業新聞が報じています。

その中で、以下の橋梁点検ドローンが支援対象になっています。概要は以下のとおり(抜粋)

  • FPV Robotics株式会社(東京都渋谷区)によるドローンを活用したメンテナンスシステム
  • ドローンにカメラ・打音機能を搭載し橋梁等の点検を支援。
  • カメラにより橋梁等の損傷部分を自動検出、打音機能により打音検査の実施を目指す。
  • 橋梁を用いて飛行性能の安定性の検証や、ドローンに搭載する映像転送機能及び打音機能を検証する。

打音機能というのが面白いです。

この事業において、神奈川県は、以下のようなサポートをするようです。

  • 実施場所(さがみロボット産業特区内の各種施設等)やモニターの調整
  • 安全対策
    ~適切な賠償責任保険の指定・加入支払い手続きの助言
  • 経費
    ~1件につき最大50万円。
    ~保険料・機器試験料等の安全対策費、モニター・施設等への謝礼等、会場使用料等、保安員人件費、機器レンタル料、ロボット運搬費、申請・審査手数料、工事費、広報費、消耗品購入費 など
  • PR活動
    ~公開実証実験、成果報告会、特区イベントへの出展等、PRのための場を提供
  • (地独)神奈川県立産業技術総合研究所等による支援

(2019.7.21)

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