JAみやぎ登米と住友商事の先端農業に関する戦略的提携

2018年8月23日のReutersの記事「Drones offer high-tech help to Japan’s aging farmers」には、後継者・労働力不足に悩む日本の農家が、ドローンの導入に期待を寄せているという話が出ています。

株式会社ナイルワークスが、JAみやぎ登米や住友商事と共同でドローンの農薬散布の実証実験に成功し、1時間超の作業を15分で終えたとあります。記事によれば、同社は、交渉の結果、ドローンの飛行に関する許認可なしにこの実験を実施することが認められたとのこと。

2018年8月20日にみやぎ登米農業共同組合と、住友商事は先端農業に関する戦略的提携を発表しています。

Reuterの記事によれば、67-68才の農家の場合、引退まで4-5年しかなく、重労働の軽減・効率化のために、ドローン等のハイテクに期待を寄せるているとのことです。効率化を成功させ、農業に関心を持つ、担い手を増やしていくという希望・戦略なのかと推察します。

ナイルワークスのHPによれば、このドローンは小規模農場に利用できることがセールスポイントのようです。記事によれば、今までのミニヘリコプターに比べて、小型化、安価化が図れ、来年の5月から販売を開始予定とのこと。

農薬の分野は新規参入が難しい分野であるという話も聞いていました。追って、詳細について検討・報告したいと思います。

 

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