ISOによるドローンに関する国際標準規格の草案⑧~Operation procedures(10条、その2(10.3)~フライトの準備)

 

引き続き、ISOによってドローンの国際標準規格の草案として発表された、「Unmanned aircraft systems–Part 3:  Operational procedures」の内容の整理です。今日は、10.3についてです。

10.3 フライトの準備

1 フライト前の検査(10.3.1)

各フライトを行う前に、遠隔操作を行うパイロット等は、オペレーションマニュアルに従って、フライト前検査を行う必要があります。検査すべき項目として以下のものがあります。

a) UAコンポーネントの外観

b) 機体構造

c) すべての操縦翼面(flight control surface)とリンケージ

d) 登録マークの適切な表示

e) サーボモータ(取り付け箇所を含む)

f) 推進システム(propulsion system)

g) ロータやファンシュラウドに損傷がないか

h) 電力系統

i) 制御リンク送受信機、通信/ナビゲーション機器及びアンテナ等

j) UAコンパスのキャリブレーション

k) 表示パネル

l) 離着陸システムを含む地上支援機器

m)すべてのC2機能が正しく機能すること

n) 操縦翼面の正しい動き

o) 飛行停止システム(該当する場合)

p) 燃料/電池の残量

q) ペイロードおよび付属機器の安全な取り付け

r) 不均衡・不規則な運転の有無を検査するためのUAプロペラの始動

s) 機首方位と高度に関するすべてのコントローラーの操作の検証

t) UAを妨害する可能性のある障害物の検証

u) 飛行中に有害な電波干渉の可能性がある場合に、制御を維持するためのシステム能力への影響の評価

v) 適切な消火設備があること

2 通信に関するプラン(10.3.2)

オペレータは、各UAのオペレーションに関して、適切な通信に関するプラン(communications plan)が整っていることを確認する必要があります。

少なくとも以下の事項が必要とされています。

●無線による目視内および目視外のオペレーションに関して、C2 Link technical solutionに適合する周波数または帯域のリスト、及びその選択基準

●C2 linkは、目標とする安全基準に適合するUASのオペレーションを可能にする性能を満たす必要がある。性能基準は、パイロットに必要な制御機能、UAの安全な飛行を管理するための制御機能、C2 Linkを使いて実行されるATC通信、ナビゲーション、監視機能にも適用される。

●地上システムが、各機能カテゴリーにおいて必要な性能で作動することが確認されること

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