河川上空のドローンハイウェイに関する長野県伊那市と河川事務所との間の連携協力協定

前に、長野県伊那市がKDDIやゼンリンと共にドローン物流網の構築を計画していること、20kmの河川上空をドローンの幹線空路になる予定であることについて書きました。今日はその続報です。

伊那市は、2018年12月18日に、市内を流れる河川上空でドローンによる物流航路を構築するため、国や県と連携協力協定を締結したとのことです。2018年12月9日の日経新聞が報じています。

ドローンが、天竜川と三峰川という一級河川の上空を飛行する予定であることから、協定の締結相手は以下のとおりです。

国土交通省:  天竜川上流河川事務所、三峰川総合開発工事事務所、天竜川ダム統合管理事務所

長野県:  伊那建設事務所

本来、個別許可を要するところ、協定を結ぶことにより、継続的に国や県の協力を得て、実証実験を実施できるメリットがあります。

前に書いたとおり、岡山県和気町の実証実験においても河川上空が航路として用いられており、河川上空はドローンハイウェイとして有望であることから、今後、このような動きは増えるように予想されます。

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