ガトウィック空港事件の捜査の進捗

前にとりあげ、各国で発生している一連の「国際空港でのドローン騒ぎ」の発端となった、ガトウィック空港上空で不審ドローンが目撃された事件の容疑者はまだ検挙されていませんが、何らかの不満を持った、空港の従業員又は元従業員による内部犯行の可能性があるとのニュースが出ています。2019年2月21日のThe TimesやReutersが報じています。

地元の警察は、他の地域の警察の応援を得て、130もの証言録取、1100もの聞き込みを行うなど、念入りな捜査を行っているようですが、Reutersによれば(警察はノーコメントとのこと)、容疑者(操縦者)に関して、以下のような事実が分かってきたとのことです。

・空港のレイアウトを熟知していた可能性が高い。
・ドローン対抗装置(anti-drone equipment)の影響を受けないビルの陰に隠れていた可能性がある。
・航空交通管制(air traffic control)を潜り抜けてドローンを飛ばす方法を知っていた。

(2019.3.6)

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