ANA、LINE、NTT Docomo等による海上における補助者なしの目視外飛行の実証実験

前にも取り上げたとおり、ANAは、前から福岡市でドローンの海上輸送実験を行っていますが、今夏、LINEの子会社やNTT Docomo等と組んで、玄界島から、海産物を、九州本土のBBQ場や、能古島のキャンプ場に届ける、海上における補助者なしの目視外飛行の実証実験を行うとのことです。

ANAのHPに2019年7月29日のプレスリリースが出ています。

以下、概要の一部です(プレスリリースから一部抜粋)

<実験日>
2019年7月30日~8月2日

<各社の主な役割>

  • ANAホールディングス: ドローンの運航管理
  • LINE Fukuoka株式会社: 物流における注文・決済機能の提供
  • 自立制御システム研究所: 機体の提供および運航サポート
  • NTTドコモ: ドローンの上空飛行に係るLTEネットワークの提供、およびdocomo sky™(ドコモ スカイ)の運航支援基盤による上空の電波状況を考慮した運航計画の策定支援
  • ウェザーニュース: 気象情報サポートと有人航空機(ヘリコプター)監視のための飛行位置情報提供
  • 福岡市: 検証対象となる地域及び関係者との調整等

2019年6月に楽天が西友と組んで、中国の京東集団の機体で、本土(出発地)から離島(目的地)に対する海上配送をしています。

これに対し、ANAの実証実験は、国産の機体で、離島(出発地)から本土・離島(目的地)に対する海上配送という点に特徴があります。

(2019.8.1)

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