ヨーロッパリーグの試合がドローンで一時中断

2019年10月3日にルクセンブルグで行われた、サッカーのヨーロッパリーグの、ルクセンブルグのデュドランジュ(F91 Dudelange)と、アゼルバイジャンのカラバフ(FK Qarabag)の試合中、ドローンがピッチ上空を飛行し、試合が15分ほど中断したとのニュースが出ています。同日のReutersが報じています。

飛行していたドローンは、アルツァフ(Artsakh)共和国(別名ナゴルノ・カラバフ共和国)の国旗を掲げていたとのことです。

同国は、もともとアゼルバイジャンの自治領としてソ連から独立したものの、アルメニアが保護領として取り込み、独立国として承認されていません。アルメニアとアゼルバイジャンの両国はその領有をめぐり争っており、国交断絶の状態にあります。

ドローンの飛行が、政治的意図のもので行われたのかは不明です。

先日の、環境活動家が計画したヒースロー空港付近でのHeathrow Pause Actionにも見られるように、ドローンは、手軽であり、マスコミ等から注目も受けることから、今後も、社会運動・政治活動の道具として使われるような気がします。

(2019.10.15)

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