Economist

Economistについて

これは英国の週刊の雑誌で、米国、欧州、アジア、中国、ファイナンス、国際、科学、カルチャーという項目の下で、政治・ビジネス・文化に関する、良質の記事が並び、毎週の各国の経済指標も記載されており、バランスの良い作りになっています。時折、リーガルイシュー、リーガルビジネスに関する記事もあります。Timesに比べると、一記事の量がコンパクトで、その分、多様なので、この点も良いです。

Economistのサイト: https://www.economist.com/

購読すると、Onlineでも読め、全記事の朗読音声を聞くことができます。申し分ないですが、情報量が多く、なかなか読み切れません。中国に関する記事が目立つ反面、日本に関するものは多くない印象です。最近では、ソフトバンク孫社長の投資、過労死、医大入試の男女差別の記事等です。

今週号(8/18-24)の記事の中から

日本関連で、Businessの項目に「Online retailing – Suits you」という記事(p51)。Zozosuits(ZOZOのスーツのオンライン採寸、3Dスキャン)に関するものです。英国では、オンラインで複数のサイズのものを購入し、合わないものを返品できるといった対処をしているようです。

リーガルビジネス/ファイナンス関連で、Financeの項目に、「Litigation Finance – Appealing returns」という記事(p59)。contingent fee(勝訴時に限り、依頼者が弁護士費用を支払う)が根付いている米国において、巨額訴訟の弁護士費用について、投資家から資金を集めるファンドが支払の担い手となり、弁護士や大企業もこれに依拠するようになり、投資家も集まり、かかるファンドが急増しているとのこと。

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