DJIの内部不正による損失

ドローン製造メーカ最大手のDJI(中国)が、従業員の不正により150万ドルの損失を被ったとのニュースが出ています。2019年1月21日のBloomberg2019年1月22日の日経が報じています。

不正に関与した従業員は、調達先から高値で部品を仕入れ、仕入価格と通常価格の差額を、個人の利益に充てていた(横領)とのことです。Bloombergは関与者の数は未定としていましたが、日経新聞によれば、45名が不正に関与し、29人が解雇されたとのことです。司法当局への連絡もされている模様です。

DJIは、全世界に約14,000人の従業員がいるそうです。消費者ドローンの分野で75%のシェアを占めており、農業・検査用ドローンのシェアも急拡大しています。前に記載したとおり、近々IPO予定とも言われています。

同社は、今後内部統制を強めるための措置を講じると発表しています。

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