防衛省の災害用ドローンの配備計画

前の記事で、NYPDのドローン配備について書きましたが、国内でも、防衛省が、来年度、陸上自衛隊の全ての師団と旅団(全国15箇所)に、災害用のドローンの配備を計画しているとのことです。2018年12月6日付の共同通信ニュースが報じています。

同ニュースによれば、防衛省の災害時におけるドローンの利用は、2018年9月の北海道地震が最初だったようです。陸自開発実験団が試験的に保有していたものを、厚真町の土砂崩れ現場の被災状況の確認に利用したようです。

防衛省の「平成31年度概算要求の概要」に、ドローン関連の2019年度の概算要求が出ています。

●災害用ドローンの整備(1.5億円)
大規模災害等発生時における迅速かつ的確な人命救助活動のため災害用ドローンを取得

●職業訓練の新設(0.1億円)
防災、警備、測量等の分野での需要拡大が見込まれるドローン操縦分野への再就職職域の
拡大を図るため、ドローン操縦士の資格取得に係る課目を新設

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