ドローンの酒気帯び操縦の禁止に関する航空法改正の動き

国土交通省において、ドローンの飲酒操縦を禁止するための航空法改正が検討されているようです。2019年1月22日の東京読売新聞(夕刊）が報じています。

ドローンの飲酒操縦が問題になった事例は、いままで特になかったように思われます。

しかし、有人航空機のパイロットやクルーの飲酒を巡る不祥事が昨今発生し、航空従事者に対する飲酒基準に関する検討会が開催されたり、日本航空に対する業務改善命令が出ています。

これらが背景なのか、国土交通省は、ドローンについても酒気帯び操縦の罰則を強化するのと併せて、ドローンの酒気帯び操縦等を航空法で禁止し、罰則を課す方針とのことです。今月末の通常国会で、航空法改正案が提出される可能性もあるようです。

前に述べた、オリンピック開催エリアでの飛行制限等も含め、ドローン関連法は今後も改正が続きそうです。