政府調達が見込まれる国産ドローンの開発の進捗

政府調達のドローンは、米国の動きや、情報セキュリティの観点から、国産志向の流れになっていますが、自律制御システム研究所(ACSL)が、NEDOから委託と助成を受けた事業を通じて、ヤマハやNTT Docomo等と共同開発中のドローン(1.7kg程度の小型機)を公開したというニュースが出ています。2021年4月14日付日経新聞が報じています。

ドローンの飛行データや撮影した画像データなどを保護するセキュリティー対策を施しており、災害時での活用や警備用途で政府機関への導入を見据えており、2021年10月の販売を目指しているとのこと

他方、性能面で企業の要求を満たす国産品はまだ少なく、民間企業からは、性能や価格の差が埋まるまでDJI製品を国産製品に切り替えるのは難しいという声もある(5月4日付日経)ようです。

(2021.5.10)

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です